不動産屋裏情報>こんな事情もあるんです。ペット可マンションの秘密!

ペット可の賃貸マンションも増えてきましたね〜

小型犬可はもちろん、猫、大型犬までOKの物件もちらほら・・
新築時からペット可のマンションはお散歩帰りにペット専用の足洗い場があっ
たり部屋のドアには一部に小窓?子ドア?がついてて、ペットが行き来できる
ようになっていたり、自動換気装置があるものや鳴き声対策の防音サッシ等
さまざまな工夫を凝らしています。

こういう物件は当初からペットがいる事を想定して造られていますし、ほとん
どの方が飼われていると思うので入居者間の苦情等も少ないと思うんです
が、中には新築時ペット不可であったのに、途中からペット可にした物件も
あります。

この場合は少し注意が必要でしょう。

途中からペット可にしたマンションというのは、

・部屋が決まりにくい為、やむなく
・家主がペット好きで自分も飼いたい為
・ペットを黙認してたら大部分が飼っている

等の理由によるものと思います。

この中でも部屋が決まりにくい為という理由が大部分を占めるでしょう。家主
としても空き部屋が増えれば死活問題なんで苦肉の策です。
こういう物件の場合、ペットを飼われていない方よりも、保証金や家賃が割高
になる事が多いですね。又、限られた部屋限定(10階建ての1〜3階までが
ペットOK等)や、共用部分、エレベーターでは抱いて床を歩かせない等いろ
んな条件があったり、かなり古くて防音性能が悪い物件では、鳴き声が筒抜
けで近所から苦情なんて事もあります。

実例では元々ペット不可物件の場合、鳴き声がうるさくて眠れない、子供がア
レルギー体質なのに毛が風で飛んでくる、エレベーターの中がおしっこ臭い
等の苦情が来たりもしました。

この様に家主側としては、途中からペット可にするのは苦情が増える要因に
もなるのですが、そうもいってられない上記のような事情があったりするんです。

大事なのは、元からの専用設備が有る無しにかかわらず、ペットに対しての
基本的な躾、そしてなによりも飼い主の方が最低限のマナー・ルールを守るという事でしょう。

かわいいペットと楽しく住みたい方は上記のような事も参考にしていただけれ
ば、よりよい共存生活を満喫できるでしょう。

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